ブーリアンが失敗する理由として、形状自体に問題がある（開いた面があるなど）場合もあるのですが、問題がなくても計算精度やアルゴリズム上の限界により、結果がおかしくなったり処理が失敗するケースが現状存在しています。

根本的な解決策はないのですが、いくつか回避テクニックのようなものもあって
・ブーリアン時のアルゴリズムを「標準」「旧方式」の両方で試す
・直方体のような幾何学的なオブジェクト間で、完全に同じ位置に面や頂点が重なることがないようにする（気付かない程度に片方を少しずらす）
・一つの面に複数の穴が開くようなくりぬかれ方をされる面を分割しておく
などを行うとうまくいく場合もあります。（どうやってもダメな場合もあります）

３つめの面の分割は、分割したい面を選択した状態で、スクリプトエディタから標準で収録されているuniform_subdivide.pyを開いて実行し、同じ面に複数の穴が開かないような分割数にするのが効率的です。

標準、旧方式でもダメです。趣味で使っているので急ぎではないのですが、できれば修正を検討していただきたく報告させていただきました。OBJ１基本図形で立方体を作成し、OBJ2で同じく基本図形を作成し幅を狭めて位置をずらす。OBJ１をベースにOBJ2で差でブーリアンで再現します。ちなみにボクセルベースは成功するのですが、面が大量に分割されるので以降のポリゴン編集はぼ不可能です(形状が変形していないかチェックはまだです)。立方体のくぼんだ位置に頂点を自分で打つのは、面倒な作業なので、できればブーリアンできたらうれしかったのですが・・・。多分、正方形面が３角形のポリゴン２つで形成した箇所にくぼみを作ろうとすると失敗するような気がします。これはあらゆる形状の場合でも元をたどれば同じ原因が関与しているかもしれません(単なる考慮抜け)。開発時に見落としているのかと思って書きこませていただきました。返信いただいた文章を後でじっくり読ませていただきます。対処というよりは、現状の不具合を修正していただきたく、報告しただけなので、いつの日かMQOで普通にブーリアンできる日がくるのを夢見たいと思います。ありがとうございました。

> OBJ１基本図形で立方体を作成し、OBJ2で同じく基本図形を作成し幅を狭めて位置をずらす。OBJ１をベースにOBJ2で差でブーリアンで再現します。

幅を狭めるというのは１方向のみでしょうか？
どこかに面が重なっている状態ではないでしょうか？

説明が漠然としていて詳細がわかりませんので、弊社サポートまでこの状態でブーリアンを行うと確実におかしくなるという状態のmqozファイルをお送りいただけますか？

板ポリゴンンで同じようなことをすると再現するかと思いつきやってみたところ、問題なくブーリアンできました。

そこで、先の椅子のような形状をもう一度試したところ、なんと成功してしまいました。

微妙な条件の時に発生することがわかりました。
このことを報告しようと、BBSを開いたら返信がきていました。

返信いただいたとおり、mqoz ファイルが必要そうな現象であることを認識しました。

微妙な形状位置で発生するのかもしれません。

報告しようとスクショは残してあるのですが、mqoz ファイルは残っていなくて、再現できるデータを模索したいと思います。(添付できないみたいでしたのであきらめてしまった)

できるだけ、情報提供に協力したいと思いますが、実は現在、風邪で何日も熱を出していまして集中力がとても低下しているため、後日データの作成を試みたいと思います。

スクショの添付を一時的に可能にしていただけたら画像をすぐに添付できます。

１方向のみです。Xを狭くするイメージで、青軸とY軸にずらすのまちがえでした。すいません。スクショでは中央よりは奥まった位置にクリッパーを配置しています。辺の色を見るに、ちょうどりっぽたい上面の三角形ポリゴン線にくりっぱがいちしています。
くりっぱ：OBJ2のこと。

椅子のような簡単な形状のブーリアンですが、ご指摘のとおり、クリッパー側で重複した面を作成し実行した結果似たような症状となることがことがわかりました。面が重複しない形状だと全て成功するようでした。ある時から急に頻発するようになったのでおかしいなと思っていたのですが、基本図形で２回クリックする癖がついてしまったのかもしれません。よって、こちらのミスとなります。ご迷惑、お手数かけました。

斜め面にテキストでくりぬきも、面とテキストの距離の関係かもしれなくいろいろ試している所ですが、おそらくこちらもミスかもしれません。面との距離を調整して、Right のくりぬきで Righ まで正常くりぬき成功しました。

再現する、別のデータがあったので、昨日メールで送信したのですが、こちらは原因が不明です。重複した面はなさそうに思えます。

円形の形状は、回転体で作成しており、なぜか、曲面ミラーのフリーズで片面で実体化すると、裏表が逆に出力されるので選択部処理で面の反転で、生成した形状です（添付したファイルの形状）

もとになった回転体の辺は、閉じた形状ですが、右回り、左回り、に影響しているのでしょうか？

このあたりが何か影響しているのかもしれません。おそらく、すべてこちらのミスの可能性が高いため、いろいろ試してみたいと思います。再現するデータが作れたら、その時はサポートへ送信したいと思います。いろいろとありがとうございました。

今の手元ではメールを見れる環境でないのでそちらはまだ見ておりませんが、ブーリアンはオブジェクトが片面の閉じた一枚皮の構造になっている必要があります。
両面になっている場合、確実に失敗しますので、メニュー「オブジェクト > 面を片面にする」で片面化してください。

重複してオブジェクトがある場合も、メニュー「オブジェクト > 重なる面を削除」などで重なりを除去する必要があります。

前回アドバイスいただいたので、その方法で問題がない上でメールで２回目の新たな簡単なデータでの不具合データをメールで送っています。メールで送ってくださいとのことだったので送ったのですが・・・。

また、昨日、新たにブーリアンできない形状が見つかりました、比較的簡単な形状です。データもあります。やはり、くぼませる系のケースです。とりあえず、今は、メール環境が手元にないとのことなので、メールを確認できるようになりましたら、なんらかの返信をいただきたく思います。その時に新たな今回見つけたデータを送りたいと思います。

念のため再度9969の操作を行いましたが、重なった面はないとのことです。それなのに、失敗します。

できるだけ、不要なデータはカットして再現するデータになるよう配慮しておきたいと思います。

多分１つの配慮抜けを修正すれば直りそうでもどかしい気分ですが、かなり、おいそがしそうな予感なので、質問のペースを落としつつ、ブーリアンに関しては以降メールで対応するという事にしておくとします。

今回のケースではブーリアンしたあと、失敗した面を削除して貼りなおすなどの手間はかなりかかっていますが、現状の機能でも無いよりはあったほうが大助かりなので、特性を知ったうえで対処していきたいとおもいます。

バージョン３の頃のブーリアンのプラグインを使っていましたが、バージョン４のものはかなり品質がよくなっていると実感しています。それだけに、ブーリアンあとちょっと。という思いがあります。3Dプリンタではブーリアンは必須だと自分の場合思うのです。

ブーリアンに関していろいろヒントをいただけた気がします。ありがとうございました。