MQScrollBarクラス

(new in Rev4.00)

MQScrollBar クラスはスクロールバーを管理するクラスです。MQWidgetBaseクラスを継承しています。

継承元クラスで定義されるメンバ関数はそのクラスの記述を参照してください。

クラス
MQScrollBar コンストラクタ
~MQScrollBar デストラクタ
メンバ関数
GetDirection 方向の取得
SetDirection 方向の設定
GetPosition 値の取得
SetPosition 値の設定
GetMin 最小値の取得
SetMin 最小値の設定
GetMax 最大値の取得
SetMax 最大値の設定
GetPage 表示ページ幅の取得
SetPage 表示ページ幅の設定
GetIncrement 増減値の取得
SetIncrement 増減値の設定
イベント
AddChangedEvent 値が変更された時のイベントを追加
AddChangingEvent 値を変更中のイベントを追加

MQScrollBar::MQScrollBar();

MQScrollBar::MQScrollBar(int id);

id
プラグイン外で生成されたウィジェットのID

コンストラクタです。


virtual MQScrollBar::~MQScrollBar();

デストラクタです。仮想関数として定義されます。


MQScrollBar::MQScrollBarDirection MQScrollBar::GetDirection();

戻り値
配置方向
[DIRECTION_HORIZONTAL]
[DIRECTION_VERTICAL]

(new in Rev4.43)

スクロールバーを表示する方向を取得します。


void MQScrollBar::SetDirection(MQScrollBarDirection value);

value
配置方向
[DIRECTION_HORIZONTAL]
[DIRECTION_VERTICAL]

(new in Rev4.43)

スクロールバーを表示する方向を設定します。


int MQScrollBar::GetPosition();

戻り値

整数値を取得します。


void MQScrollBar::SetPosition(int value);

value

整数値を設定します。


int MQScrollBar::GetMin();

戻り値
最小値

最小値を取得します。


void MQScrollBar::SetMin(int value);

value
最小値

最小値を設定します。

最小値が最大値より大きくなる場合、最小値と最大値は入れ替わって常に最小値<=最大値となります。


int MQScrollBar::GetMax();

戻り値
最大値

最大値を取得します。


void MQScrollBar::SetMax(int value);

value
最大値

最大値を設定します。

最大値が最小値より小さくなる場合、最小値と最大値は入れ替わって常に最小値<=最大値となります。


int MQScrollBar::GetPage();

戻り値
表示ページ幅

最小・最大値に対してどれだけの幅をドラッグ可能なバー領域とするかを取得します。


void MQScrollBar::SetPage(int value);

value
表示ページ幅

最小・最大値に対してどれだけの幅をドラッグ可能なバー領域とするかを設定します。


int MQScrollBar::GetIncrement();

戻り値
増減値

両端のボタンを押したときに増減する値を取得します。


void MQScrollBar::SetIncrement(int value);

value
増減値

両端のボタンを押したときに増減する値を設定します。


template<typename T> void MQScrollBar::AddChangedEvent(T *p, BOOL (T::*f)(MQWidgetBase*, MQDocument), bool prior = false)

p
イベント通知先のウィジェット
f
イベント通知先のメンバ関数
prior
イベントの通知順序
[true] 最初に通知されるよう指定
[false] 最後に通知されるよう指定

ユーザーの操作により文字列が変更されたときに発生されるイベントを追加します。

キー入力により文字列が編集されたときにAddChangingEvent()が、Enterキーが押されたりTabキーやマウス操作によって他のウィジェットへフォーカスが移動したときにAddChangedEvent()が発生します。


template<typename T> void MQScrollBar::AddChangingEvent(T *p, BOOL (T::*f)(MQWidgetBase*, MQDocument), bool prior = false)

p
イベント通知先のウィジェット
f
イベント通知先のメンバ関数
prior
イベントの通知順序
[true] 最初に通知されるよう指定
[false] 最後に通知されるよう指定

ユーザーの操作により文字列が変更されている最中に発生されるイベントを追加します。

キー入力により文字列が編集されたときにAddChangingEvent()が、Enterキーが押されたりTabキーやマウス操作によって他のウィジェットへフォーカスが移動したときにAddChangedEvent()が発生します。