C++Builder4/5による作成例
- メニュー「ファイル」「新規作成」で「ダイナミックリンクライブラリ」を選んでプロジェクトを作成します。
- いったんメニュー「ファイル」「プロジェクトに名前を付けて保存」で適当なフォルダに保存してから、そのフォルダに MQInit.cpp と MQPlugin.h の2つのファイルをコピーします。また、サンプルプログラムから作ろうとするプラグインに似たものを選んで、そのCPPファイルもコピーしてからファイル名を変えておきます。
- プロジェクトに MQInit.cpp とサンプルCPPファイルを加えます。
- プラグイン用のサンプルCPPファイルの内容を編集し、独自のプログラムを作成します。この際、MQGetPlugInID()、MQGetPlugInName() などの関数は必ず適当なものに書き換えて下さい。また、プロジェクトから DllEntryPoint() が自動生成されるため、サンプルCPPファイル内の DllMain() は不要なので削除しても構いません。
- プロジェクトをビルドすればDLLファイルが作成され、これでプラグインは完成です。
- C++Builder がインストールされた環境だけで使う場合は以上の操作でも問題ありませんが、デフォルトではVCLやランタイムライブラリの共有ファイルを動的にリンクするようになっています。配布を行う際は、プロジェクトオプションで「共有RTL
DLLを使う」と「実行時パッケージを使って構築」のチェックを外すか、または必要なファイルを検出して添付して配布するなどが必要になります。