Visual Studio.NET 2002/2003による作成例

  1. Visual Studio.NETで mqsdk.sln を開きます。
    ソリューションファイルはVisual Studio.NET 2002用なので、2003では変換するかどうかを要求されますが、変換して開いてください。

  2. メニュー「ファイル」「プロジェクトの追加」「新しいプロジェクト」を呼び出します。

  3. プロジェクトの種類「VisualC++ プロジェクト」からテンプレート「Win32 プロジェクト」を指定し、適当なプロジェクト名を付けます。


  4. 「アプリケーションの設定」欄からアプリケーションの種類として「DLL」を選び、追加のオプションで「空のDLLプロジェクト」をチェックします。これでmqsdkの下にフォルダを持つ新規プロジェクトが作成されます。



  5. 作成したいプラグインと同じタイプのプラグインのCPPファイル(例えばCreateプラグインの場合 Spring.cpp など)をコピーし、ファイル名を変えて保存します。

  6. 保存したCPPファイルと MQInit.cpp をプロジェクトに加えます。

  7. CPPファイルの内容を編集し、独自のプログラムを作成します。この際、MQGetPlugInID()、MQGetPlugInName()などの関数は必ず適当なものに書き換えて下さい。

  8. 作成したプロジェクトの「プロパティ」で、「C/C++」カテゴリ内の「全般」欄の「追加のインクルード ディレクトリ」に「..」を加えます。これでmqsdkフォルダ内に含まれるMQPlugin.hをコピーせずに正常にコンパイルすることが出来るようになります。

  9. 必要に応じてソリューションの設定を「Debug」または「Release」にして、プロジェクトをビルドします。これでプラグインは完成です。

  10. Debug用として作成した場合は、プロジェクトのプロパティの「デバッグ」カテゴリ内の「コマンド」にMetaseq.exeを選びます。これで作成したDLLのデバッグを行うことができます。