MQDockWindowクラス

(new in Rev4.60)

MQDockWindow クラスはドッキングウィンドウを管理するクラスです。MQWidgetBase - MQWindowBaseクラスを継承しています。

継承元クラスで定義されるメンバ関数はそのクラスの記述を参照してください。

MQDockFrameRegisterDockableWindow()で登録することにより、ウィンドウをフレームにドッキングさせることができるようになります。

クラス
MQDockWindow コンストラクタ
~MQDockWindow デストラクタ
メンバ関数
EnableDockableMenu システムメニューにドッキング可能メニューを作成
GetCanDock ドッキングできるかどうか取得
SetCanDock ドッキングできるかどうか設定
GetShowDockingTitle ドッキング時のタイトルバー表示の取得
SetShowDockingTitle ドッキング時のタイトルバー表示の設定
GetVerticalTitle ドッキング時のタイトルバー縦表示の取得
SetVerticalTitle ドッキング時のタイトルバー縦表示の設定
IsDocking ドッキングしているかどうかの取得
DockToFrame フレームへのドッキング
RedockWithJustSize サイズ再計算してドッキングし直し
スタティック関数
CreateDockWindow ドッキングウインドウの新規作成

MQDockWindow::MQDockWindow();

MQDockWindow::MQDockWindow(int id);

MQDockWindow::MQDockWindow(MQWindowBase& parent);

id
プラグイン外で生成されたウィジェットのID
parent
親ウインドウ

コンストラクタです。


virtual MQDockWindow::~MQDockWindow();

デストラクタです。仮想関数として定義されます。


void MQDockWindow::EnableDockableMenu();

タイトルバー上のシステムメニューにドッキング可能メニューを作成します。


bool MQDockWindow::GetCanDock();

戻り値
ドッキング可能などうか

(new in Rev4.64)

ウィンドウがドッキングできるかどうかを取得します。


void MQDockWindow::SetCanDock(bool value);

value
ドッキング可能などうか

(new in Rev4.64)

ウィンドウがドッキングできるかどうかを設定します。


bool MQDockWindow::GetShowDockingTitle();

戻り値
タイトルバーの表示可否

(new in Rev4.64)

ドッキング時にタイトルバーを表示するかどうかを取得します。


void MQDockWindow::SetShowDockingTitle(bool value);

value
タイトルバーの表示可否

(new in Rev4.64)

ドッキング時にタイトルバーを表示するかどうかを設定します。


bool MQDockWindow::GetVerticalTitle();

戻り値
タイトルバーの縦表示の可否

(new in Rev4.64)

ドッキング時にタイトルバーを縦に表示するかどうかを取得します。


void MQDockWindow::SetVerticalTitle(bool value);

value
タイトルバーの縦表示の可否

(new in Rev4.64)

ドッキング時にタイトルバーを縦に表示するかどうかを設定します。


bool MQDockWindow::IsDocking();

戻り値
ドッキング有無

(new in Rev4.64)

ウィンドウが現在ドッキングしているかどうかを取得します。

MQDockFrame::GetDockedWindowStatus()を使用するとドッキングに関する詳細な状態を取得することができます。


void MQDockWindow::DockToFrame(MQDockFrame *frame, MQDockWindow *hierarchy_parent, MQDockDirection direction);

frame
ドッキング先のフレーム(NULLならドッキング解除)
hierarchy_parent
ドッキングの入れ子の親となるウィンドウ(NULLならフレーム直下)
direction
入れ子の親に対するドッキング方向

(new in Rev4.64)

指定したフレームへウィンドウをドッキングさせます。


void MQDockWindow::RedockWithJustSize();

(new in Rev4.64)

ウィンドウがドッキング時にちょうど適切なサイズとなるようサイズを再計算します。


MQDockWindow *MQDockWindow::CreateDockWindow(MQWindowBase& parent);

parent
親ウィンドウ
戻り値
新しいドッキングウィンドウ

ドッキングウィンドウを新規作成します。

この関数で作成したウィジェットを削除する場合は delete ではなくDeleteWidget()を呼び出す必要があります。